鉛温泉 心の刻 十三月 夕食

岩手県

鉛温泉 心の刻 十三月の夕食は、ロビー脇にある「梵 KARMA」という場所で提供されます。

さっそく移動し、中へ。

テーブルに案内され、のんびりと食事タイムが始まります。

食前酒の花巻産のりんごワインと、先付け、前菜。右側はじゅんさい冷やし茶わん蒸し。左側は鴨ローストや鰻煮凍り、蒸しホヤ、山女魚の田楽など。ホヤは殻まで食べられるのかと思いましたが、食べられず。別の卓でも食べられるかどうかの話をしていたのが印象的。

日本酒も注文。AKABU、岩手県盛岡のお酒です。1合1400円。

続いて椀物で炭火焼き鶏肉と夏野菜色々 トマトスープ仕立て。

さらに、造里で本鮪と本日のおすすめ。細かい内容は忘れましたが、ホタテが見えます。

日本酒2杯目は岩手県二戸の南部美人純米大吟醸、1合2800円。

さらに強肴(しいざかな)。前沢牛ヒレのロースト。かかっているのは粒マスタードソースです。前沢牛は岩手県のブランド牛。

お口直しの青梅シャーベット。

続けて焼き物は宮古産サーモントラウトと茄子の田楽。宮古産サーモントラウトは、2020年4月に新たに出荷された「宮古サーモントラウト」というものがあるそうです。海面養殖したトラウトサーモンとのこと。今回提供されたものが、これであるかはわかりませんが、旅行先で食事をする際に、いろいろな地域でさまざまな取り組みをしていることが窺えて勉強になります。

温物は早池峰三元豚梅煮。早池峰は「はやちね」と読み、岩手県の山の名前。そのあたりで造られた三元豚と思われます。

最後に食事、香の物、止め椀として、とうもろこし御飯、季節の野菜色々、山菜と鶏つくね 正油仕立て。

デザートにバナナとババロア。

約1時間40分ほどのんびりと食事をし、食事処を後に。

全体の味も申し分ないですが、それ以上に多くの食材が地域性のあるものであったことが特に満足。旅行に行った甲斐があったというものです。

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