備中松山城の登城口である「ふいご峠」から、天守に向けて移動します。
「ふいご峠」は本来「鞴峠」と書きます。標高は290メートル。臥牛山の中腹に位置します。
臥牛山は昔は松山と呼ばれていました。ですので、城の名前も松山城です。
本来の登城ルートは「平成30年7月豪雨」の影響で通れなくなっており、別ルートから移動することになります。
別ルートは同じ場所にあり、山道になっているのが特徴。
自動販売機もあるため、季節によってはしっかりと水分を確保してから登りましょう。
さっそく、登城開始。下に行くルートもありますが、これは下山ルートです。このふいご峠まで登ってくることも可能です。足に自信がある人や、時間に余裕がある人は登山もセットで楽しむと良いでしょう。
階段もところどころにあります。
登城心得、あわてずゆっくり歩むべし、とのこと。
他にも、ゴミは捨てずに持ち帰るべし。
木々の間からは雲海が見えますが、もうほとんど雲が晴れていて、雲海展望台から見た時とは打って変わった景色。あの場所から1時間しか経過していません。
さらに進んで言います。
その途中にも周りを見られる場所がありましたが、雲はあとわずか。
舗装されたところもあり。
そして石段。
ようやく、石垣が見えてきました。中太鼓櫓跡。
この場所からは高梁市の町並みが見渡せます。
さらに上へ。
ところどころに天守までの距離が記されています。
さらに進むと進行不可の場所が。ここが本来であればふいご峠から通じていた通路です。道路の陥没があり、進行不能に。
そして大手門跡とその周辺の石垣群。この場所に大手門があったとのこと。
そして、これらの場所がNHK大河ドラマ「真田丸」にてCG加工されてオープニングに用いられました。そのことを説明する案内板もあります。
さらに城内へ。足軽箱番所跡近辺。
塀。塀の一部は現存している部分もあります。また、復元部分も。
狭間。
天守方面を見るものの、まだ天守が見えません。
三ノ丸跡。
足軽番所跡。
木に草木が生えています。
国指定史跡の看板。天守だけでなく、二重櫓、土塀が重要文化財に指定されています。
さらに石段を登っていきます。かなりの高低差があるため、足腰が弱い人は注意が必要です。
トイレ。
さらに上へ上へ。
途中で見た高梁市の街の様子。
そして二の丸まで登ってきました。
そして、いよいよ天守がお目見えです。
この場所まで約20分。それなりのペースで歩いてきたため、もしゆっくり歩くのであればもうちょっとかかると思った方が良いでしょう。
ここから天守へは有料となります。さっそく天守エリアに移動します。
備中松山城 岡山県 一人旅の旅行記
2018年10月下旬の平日に、岡山県の備中松山城へ一人旅に出かけた際の旅行記です。