原爆落下中心地公園から近くに長崎原爆資料館があります。
道中には像などもあります。
歩いて2分ほどで、長崎原爆資料館に到着。
中に入り、観覧券を購入します。
大人200円。
地下に行く必要があるため、長いスロープを渡って下に移動。
観覧券は自動券売機で購入できます。
券を購入し、さっそく中に。
中での写真撮影は、フラッシュ撮影と携帯電話での撮影が禁止されています。携帯電話は撮影時に音が鳴るから禁止しているのでしょうか。
入ってすぐの場所に映像による概略の説明があります。
実際に当時、被害にあったものなどが展示。被害にあった時計も多く展示され、被害時間である11時2分で時計が停まっています。
ところどころに映像による展示があるため、それを全部見るだけでも結構な時間を費やします。
長崎に原爆が投下されるまでの経緯。投下される対象としてはさまざまなエリアがありましたが、そうした中でなぜ長崎に落とすことになったのかといった流れが書いてあります。
長崎型原爆のファットマン。実物大の模型です。
裏手に回ると、中がどうなっているのか、分断図になって説明されています。
長崎周辺の模型。爆心地と、どういった形で被害が広まっていったのかを模型と光によって説明されます。手前のモニターにも説明が流れます。
原爆による被害は単に爆発だけではなく、熱や爆風、放射線など、さまざまな被害があります。そうした人に関してテーマわけされ、展示物と共に紹介されています。
中には実際に手で触ることの出来る展示物もあります。多いのが瓦の展示。熱によって瓦の表面が泡立っている状況を触ることができます。他には熱によって変形した瓶など。
他、被災者の証言などを聞く事の出来るテレビモニターもあります。知りたいボタンを押して、証言者の話を聞くことができます。
救護活動に携わった人に関する説明もあります。
この辺りまでが原爆による被害に関して。
この後のエリアに移動すると、長崎の話ではなく、日本全体の話、そして原子力爆弾そのものがどういった経緯で作られ、長崎や広島などに投下された以降、どういう形で世界で扱われてきたかの展示がされています。
モニターによって、日本が戦争をしていく経緯を説明したビデオも見ることができます。知識がある人はわかる話なのでしょうが、あまり真剣に歴史を学んでこなかったこともあり、ここで全体の第2次世界大戦の状況を学びました。
核兵器の全体的な流れも説明されています。当時だけでなく、近年に渡り、どういった形で実験が行われたのかなどの説明です。また、核兵器に対する反対運動なども絡めて年表が掲載されています。
核実験などによる被害者の話などを映像と共に紹介。核実験が行われたために、住んでいた場所を離れなければならなくなったり、核兵器に使われる素材を得るために働いていた人が被害にあったりしています。
どの国がどれだけの核兵器を保有しているかを説明する世界地図。保有数に応じて弾頭に見立てたものが並んでいます。
地球儀。
地球儀の上には核弾頭に見立てた展示物が。
ここまでが、長崎原爆資料館の主だった展示物です。
福島の原子力発電所の事故があった後に訪れたため、その状況なども踏まえて今後の日本を考えさせられました。
この時点で3時間ほど長崎原爆資料館の中で見学していました。映像関連を見ていた事もあり、結構な時間が経過しています。
長崎ワシントンホテル 長崎 一人旅の旅行記
長崎旅の2日目です。前日とは異なり、少し真面目な旅となっています。それ以外にも食絡みも兼ねての旅になります。