道後温泉近くには城跡があります。
現在の名称は道後公園 湯築城跡。
名前からわかる通り、昔に湯築城というお城があった場所です。
道後温泉方面からも向かうことはできますが、道後温泉駅の手前の駅である道後公園駅からも入ることが出来ます。道後温泉駅と道後公園駅はすぐ近くのため、歩いていくこともできます。
その道後公園から道後公園 湯築城跡に入っていきます。
木々が立ち並ぶ公園です。
すぐ近くに湯築城資料館があります。かなりこじんまりとした資料館です。
中の半分は映像を流すスペースになっており、もう半分が資料等を置いてあるスペースです。時間があれば映像をじっくり見たかったのですが、全部見ると結構な時間になるため、訪れた時に流されていた映像を見終えて後にします。子供などが多くおりました。
公園内には他にも資料館のようなものがいくつかあります。
復元された武家屋敷など。
中に資料展示があり、発掘作業の内容なども記されています。
園内を散策。
切り立った山。とはいえ、さほど高い山ではありません。
中にある堀。
バードウォッチングでもしているのか、カメラを構えた人が幾人も堀の方に向けてカメラを構えています。確かに鳥のさえずりが聞こえてきます。
最初に見た時、いったいこの人たちは何をしているのかと疑問でしたが。
土坑。昔のゴミ捨て場です。
地層を見ることが出来る地下。
外に高く積まれた外濠土塁をくりぬき、その地層を見ることが出来る場所です。
その地層の様子。
反対側には大まかな地層の様子がパネル展示されています。
元に戻り、公園内を進んでいきます。
公園の中にも土塁があります。
内堀。
ここまでのスペースは昔の様子を復元したスぺースでした。
反対側に進むと、今現在の公園エリアに到着します。
比較的広いスペースに遊具などがあります。
その公園スペースから丘陵部に上っていく階段があるので、そこから登っていきます。登り口は複数ありますので、この場所以外からでも上に行くことが可能です。
少し登ったところに岩崎神社。小さな祠です。
階段は急です。場所によっては緩やかな坂の場所もありますので、足腰に不安がある人は坂の方を利用しましょう。
4分ほど登ると展望台に到着。
展望台の上にはどこに何があるかを指し示すマップがあります。ですが、錆付いていてよく見えません。
遠くには松山城が見えます。
別の方角。
そして今度は来た道とは異なる道から下山開始。
途中、休憩できるベンチも。
ゆったりとした階段で下っていくことが出来ます。登るときはこちらの方が楽かもしれません。
途中に広間になっている場所もあります。
5分くらいで下に到着。
石造 湯釜 一基。
お金を挟んでいる人がいるようで。所かまわずこうしたことをする人を見かけますが、一種の破壊行為のため、認められた場所以外はしない方が良いでしょう。
内堀。
反対側まで到着し、これで道後公園 湯築城跡を見終えました。
すぐ近くには作家の正岡子規に関係した資料がある子規記念博物館もあります。有料です。
今回は時間の都合で見ることはできませんでした。
博物館の上部にあった奇怪な文様。
これはホトトギスを表しているとのこと。正岡子規も関与した雑誌「ホトトギス」に由来しています。
反対側から見た公園入口。
子規記念博物館が目立ちます。道後温泉本館方面から歩いてくると、こちらの入口にたどり着くかと思います。
愛媛 松山城 道後温泉 一人旅の旅行記
愛媛県へ2泊3日で訪れたときの2日目の一人旅旅行記です。松山城と道後温泉本館を中心に観光をしています。