高尾山の薬王院では精進料理を食べられるとのこと。
今回は麓で食べて帰ろうと思っていたのですが、案内板を見たので行ってみることにしました。
やや奥まったところにありますが、薬王院の敷地内に道中に案内板がありますので、その方向に向かって進みます。
予約も可能のようですが、予約が無くても受け付けているようです。
予約した人とは入り口が違うようです。
予約した人は方丈殿という場所で、そうでない人は客殿での食事になります。
右奥にあるのが方丈殿。
まずは靴をしまいます。上下幅が狭いため、登山靴がはみ出ているのがわかります。横に寝かせる形で入れるとよいでしょう。
矢印に従い、奥まで進みます。
そして大広間に。
手前側で料金を支払います。ビールなどの飲みものも注文できます。精進料理2800円でした。
席はテーブル席と座敷席があります。支払いの際にお好みの席を聞かれますので、選びましょう。
食前と食後の言葉が掲げられています。
メニュー票がもらえます。これがあるとないとでは食事に対する心構えが大きく変わります。何を食べているのか知りつつ食事をしたいものです。
隅に玄米雑穀ごはん、豆サラダ、赤だし味噌汁が置いてありますので、自分で取りに行ってよそいます。
20分以上経過してようやくメインが登場しました。
揚げ物は季節の天ぷら、プレートにはさまざまな料理、お鍋はおぼろ豆腐。
おぼろ豆腐は下に火をつけてくれ、温かい状態で食べられるはずなのですが、固形燃料を少なくしていることから、ほとんど暖まらずに火が消えてしまいました。
見ていると数人の客が、火が消えたという訴えをスタッフにしていたのが印象的です。
天ぷらは稲穂の天ぷらのようなものがあり、これが意外にもおいしく感じました。初めての経験です。
最後に権現力水とお汁粉をセルフサービスで取ってきて食事終了。
入ってから配膳までも含め、50分の食事時間でした。
30分もかけてゆっくり食べていたというのに驚きです。量としては少ないのですが、味わいながら食べることで、結構お腹が膨れました。
客殿から出る途中に門がありますが、僧侶専用の門のようで、ここを通り抜けることはできません。ですので、脇の道を通り抜けます。
後は下山するのみです。
高尾山 四号路 一人旅の旅行記
新宿から出発し、高尾山口から高尾山を楽しむ一人旅の旅行記です。
一号路などはすでに過去に紹介済みですので、四号路を中心に紹介していきます。