北海道大学に到着しました。一人でとぼとぼと歩いていきたいと思います。
さっそく入ると「クラーク食堂」なるものが。
クラーク会館の中に、クラーク食堂があります。一般の人でも入って食事が可能と思われます。明らかに観光地化されているため、大学内のいたるところで一般人向けと思われる食堂がありました。
まずはクラーク博士の胸像を見るためにそちらに足を向けることに。すでに広大な大地が目の前に広がっていて、北海道大学の大きさを感じます。
2分もしないところにクラーク博士の胸像がありました。クラーク博士の正式名はウィリアム・スミス・クラーク。北海道に札幌農学校を立ち上げた方で、後の北海道大学の基礎を作った人です。「Boys,
be ambitious(少年よ、大志を抱け)」と言ったとされることでも有名です。
指で方向を指し示したクラーク全身像は何処にあるのかと周りを見渡したら存在せず。どうやら別の場所にあるようで。後に知りましたが、「さっぽろ羊ヶ丘展望台」にあるとのこと。
像を眺めていても意味がないため、説明を読んで立ち去ることに。
案内板を見ると、さまざまな場所があります。学校なので学び舎があるわけですが、それ以外にも見どころがあります。
もう一つの有名所であるポプラ並木に向けて移動開始。
建物も学校らしからぬものが多々あります。
道路も長く、これが学校内かと思う大きさです。地域によってはこういう大学生活もあるのかと羨ましく思います。
道中、総合博物館なるものを発見。せっかくだから中を見ていこうとしたら…。
休館日でした。どういった資料があったのか、興味がありましたが。
そしてポプラ並木の方に到着。
ポプラ並木の脇には花木園も併設されています。
ポプラ並木ですが、立ち入りは不可に。台風の影響で倒木の恐れがあるためとのことです。現在再生中。
なぜか鎖の部分にタンポポを釣るしていて、笑えました。
ポプラ並木は入れないので、脇の花木園から奥へ。
黒百合などもあります。
花木園からもポプラ並木が見えます。なぜか花木園からポプラ並木に入れたりします。鎖のし忘れでしょうか。
反対側は木製のバリケードがありました。
花木園の池にいた鳥。
一通り見終え、メインストリートへ移動。大学の中では自転車で移動する人が大量にいました。
人工雪誕生の地の石碑。
池。
噴水。
横道を進んでいったところにあった面白い名前の研究施設「エネルギー変換マテリアル研究センター 新世代先端材料研究実験棟
マルチビーム超高圧電子顕微鏡施設」。最先端っぽく感じるものの、何をやっているのかいまいち不明です。
さらに奥に行くと、牧場が見えました。開けた先には山も見えます。
この辺りは口蹄疫の問題もあるため、農場や放牧地に立ち入らないようにとの案内があります。
牛も見えます。
さらに先に進んでみようとも思いましたが、疲れてきたので引き返してさらに北を目指します。
北側の出口。
特に何もないので、南に引き返し。途中、奇麗に花が咲いている木がありました。学校内でこうした場所があるのはうらやましいです。
一度左折して東側を目指します。街路樹が整っています。
途中、埋蔵物発掘調査中の場所が。穴が掘られています。この辺りでいろいろと発掘されたものがあるため、敷地内でこうした発掘操作が行われているとのこと。
いったん東側の門から外へ。
しばらく外を歩いて、南側にあるもう一つの東門から中に戻ります。
石碑に「大志を抱いて」の文字が。
そして北海道大学の正門から一度外へ。
少し回り込み、もう一つの南門もチェック。こちらから入れば、クラーク博士胸像の近くに到着します。
まともな門で無くていいのでしたら、最初から入った場所でもいいのですが、せっかく観光に訪れるのでしたらしっかりとした門構えから中に入りたいものです。
これである程度、北海道大学を堪能。
観光客も多く、入口でも特に荷物検査や記帳なども不要でしたので、気軽に訪れることが出来る場所です。
観光で来ている人も、一人の人もいましたし、家族連れ、老夫婦など、さまざまなグループがいました。
大学に行ったことの無い人でも大学生気分が味わえますし、大学で学び終えた人も、懐かしの大学生活を思い起こさせる体験が出来ると思います。
札幌駅周辺は栄えていますが、その中で自然の中でくつろげる場所としても魅力的です。
1時間25分ほど滞在し、北海道大学を後にしました。
ホテルグレイスリー札幌 札幌 一人旅の旅行記
札幌の一人旅です。前日は『寝台特急カシオペア』で北海道まで移動しています。