丸岡城の天守の中を見終え、その周囲を見て回ります。
別の角度から見た丸岡城。
さらに別の方向へ。周囲は歩き回れるスペースがあります。
祠。
井戸。
織田信長が越前の一向一揆を平定した後、柴田勝家の甥の勝豊がやってきました。一向一揆の最後の拠点が近場の豊原にあったため、この丸岡城に襲ってきましたが、この井戸の中から大蛇が現れ、城に「かすみ」をかけて城を危機を救ったという伝説があります。この話から、城の別名が「霧ヶ城」とも呼ばれているそうです。今でも春先に、すっぽりとかすみに覆われた城を見ることができるとのこと。
少し離れた位置から見た丸岡城。木々で隠れています。
横道。
歩いていても、結局は本丸御殿の方にたどり着きます。
石碑。
「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな
馬肥やせ」と書かれています。短いながらに端的に必要なことを書いてあることから、日本一短い手紙ともいわれています。そのことから、近くには「日本一短い手紙の館」という施設もあり、さまざまな短い手紙が展示されているとのこと。丸岡城のチケットで入場できますので、時間があれば行ってみるのもよいでしょう。私は時間がなかったので諦めました。
別角度の丸岡城。
この他、「人柱お静」の伝説があります。
柴田勝豊が丸岡城を築城する際に、人柱を入れるようにしたことから、お静が子供を侍に取りたててくれるのであれば人柱になると述べ、その通りにして丸岡城が完成。しかし、その後、勝豊が別の地に移動したため、約束が果たされず、そのを恨んでお静の霊が春雨で堀に水をあふれさせた、と言われています。
そのお静を慰霊した石碑。
鯱。
懸魚。
そして、阿吽の鬼瓦。石で出来ています。
と、一通り見て回りました。
下におり、近くにある歴史民俗資料館へ。
丸岡城主の本多成重が迎えてくれます。
パッと見て外へ。昔暮らしなどで使われていたものの展示が主でした。
その前にあるおみやげ物売り場とその庭。
バスの時間が迫っていたので、バス停へ。そして、乗り込み、丸岡駅へ戻ります。
降ろされた場所がなぜか駅から少し離れているのが疑問でしたが。
これで、丸岡城の観光が終了。次の観光先に移動します。
丸岡城 福井県 一人旅の旅行記
2018年6月上旬の平日に、福井県の丸岡城へ一人旅に出かけた際の旅行記です。