寝台特急カシオペアの部屋の様子です。
カシオペアには「スイート」「デラックス」「ツイン」が主な部屋としてあります。他「コンバート」がありますが、こちらは車椅子対応部屋のため、出来るだけ車椅子利用の方に譲りたいものです。
一番料金が安いのは「ツイン」。
この「ツイン」は、部屋の種類が複数あります。車両の端の1階、車両中央に複数ある地下1階部屋と2階部屋。地下1階部屋は1階と表現されているのですが、地下1階といった方がイメージしやすいと思います。
お薦めとしては2階部屋、車両端の1階部屋、地下1階部屋の順です。
今回、こちらのミスで間違った部屋に入ってしまったこともあり、2つの部屋をチェックすることが出来ました。
まず、車両端の1階部屋をチェック。
椅子は向かい合って2つあります。
端の方にいろいろと置かれているのは寝るときの枕や布団、毛布、そして浴衣などです。
車端の部屋は、2段ベッドも可能です。その2段部分に上るための階段が脇にあります。
窓の外。外からもこちらが見えるので恥ずかしいものがあります。
モニターや鏡、トイレの入り口など。
トイレは各部屋についています。
利用が終わったらボタンを押すことで水が流れます。流れるまで少し間があります。
トイレの上の引き出しを引くと、洗面台が出てきます。ここで手を洗います。
時計など。エアコンの調整のためのボリュームスイッチや放送の音量を上げるボタン、室内の電気などを消すボタンなど。
時計はアラーム機能付きです。説明が書いてあるので、その通りに設定しましょう。
同じ車内に車内販売員が到着すると文字が記載されていた場所のランプが灯ります。音も鳴り、また、外でも呼び込みの声が聞こえます。17時30分から車内販売が開始。21時15分が最後の車内販売とのこと。
部屋のテーブルには案内用のパンフレットが置いてあります。
パンフレットにはたいていの情報が掲載されています。シャワールームの使い方やベッドメイクの仕方など。食事に関する案内もあります。
テーブルは折りたたむことが出来、その場所に横たわるためのベッドを用意します。
ハンガー。
外から鍵を締めるためのボタン。4桁の数字を入れた後にシャープ「#」ボタンを押すと鍵が締まります。空けるときは4桁の数字を押すだけです。
モニターには文字が映ります。テレビ番組はBSなどごくわずかしか見られません。
その代わり、現在どこを走っているかわかる地図がここに表示されます。
椅子の下にはスリッパがあります。
また、この椅子にある取っ手を引っ張ると椅子が動き、ベッドメイクが可能です。
2つある椅子を引いた状態。
椅子の背もたれの上にはマジックテープでとめられているため、これをはがします。
すると、隙間が埋まり、寝るときのベッドの土台が出来上がりです。
後はシーツを敷き、枕と布団を乗せて完成です。
2段ベッドの方は、端についている紐を引っ張るとベッドが降りてきます。
そして、落下防止用のパイプを立てて完成です。
脇の階段から上にあがることができます。
2段ベッドの上から見た下の様子。この車端の部屋は結構広いです。
この後、車掌が来て部屋を間違えていると指摘を受け、本来の部屋に移動しました。
本来の部屋の1階、ここでは地下1階部分と表現している部屋です。
向かい合う形で椅子はあるものの、やや狭いです。
椅子のすぐ脇に外に出る扉があります。また、その脇にモニターや時計など。
反対側にハンガー。ここで2人で止まる場合は、角の方にもう一人が寝ることになります。
枕や掛け布団。
外を眺めると、隣を通る電車を見上げるような位置です。
駅のホームを見ると、地面すれすれの位置に目線が来ます。
窓側の出っ張り。小物などはここに置けます。
2階部屋は見ていませんが、狭さは地下1階と変わらないでしょう。ただ、高いところから見下ろす形で景色が見えますので、出来れば2階部屋か、車端部屋を利用したいところです。
あと、意外だったのが電源がない点。ノートパソコンを使ったり、携帯電話等の充電は事前にしておいた方が良いでしょう。
ざっくりと部屋のチェックを終え、別の場所を確認しに行きます。
寝台特急カシオペア 一人旅の旅行記
寝台特急カシオペアを利用した時の旅行記だけでなく、予約に関して、料金に関してのカシオペア一人旅の際の注意点も併せて紹介していきます。