永平寺のバス停に到着です。
バス停から永平寺には少し歩きます。
やや上り坂になっているところを上っていきます。
左右にはおみやげ物売り場なども立ち並んでおり、また、食事が可能な場所もあります。
そして、永平寺の前まで到着。大きな石碑があり、記念撮影している人も多数見かけます。
そして、入口の龍門へ。
バスに関する案内もあります。多少なりともバス停まで歩くので、時間に余裕を持たせて移動しましょう。
バスの時間。1時間に1本程度。永平寺口駅に行くバスもありますが、電車の本数も少ないので、素直に福井駅方面まで戻るのをお勧めします。
境内での禁止事項。
そして敷地内へ。
自然豊かな場所です。
永平寺全景図。建物内もかなり広く、迷いやすいかもしれません。時間があまりない人は手早く見て回る必要があります。
通用門。この奥からは有料となります。
無料エリアは右側にありますが、建物内には入ることができません。
ここでも禁止事項等が記されています。永平寺は修行の道場との内容も。
参拝券を購入。500円。
そしてスタッフにチケットを見せてさらに奥へ。すると吉祥閣という大きな施設があります。
入って靴を脱いで移動します。まずは小部屋に移動し、そこで見学に関する注意事項を受けます。
主に撮影してはいけないポイントや静かにすることなどです。
そして、注意事項の説明が終わってから移動開始。進行方向に従って階段を上ってたどり着いた先が傘松閣。
掛け軸に達磨大師の絵が描かれています。
達磨大使は主に臨済宗と曹洞宗のお寺で見かけます。この永平寺は曹洞宗ですので、その関係で達磨大使の絵が飾られていると思われます。
赤い色の人形のダルマも時折見かけます。
布袋さまの像。七福神の布袋(ほてい)です。常に袋を背負っていたことから、この名称になったそうですが、実際は別名の実在していた仏僧とのこと。
天井を見上げるとさまざまな絵が描かれています。1930年当時の著名な画家144名が230枚の色彩画を描いたものを天井に飾っています。
いくつかの絵を見つけると願いが叶う、などとも言われているようですが、そんなことで願いが叶うなら苦労はしません。
ちなみに、その一つの鯉の絵。周囲で話しているのを聞いて見つけました。
傘松閣から出て少し進むと外が見える状態に。
少し進むと僧堂。雲堂とも呼ばれ、中央には文殊菩薩が祀られています。坐禅ができるスペースがあるのも特徴。
承陽門(しょうようもん)。承陽殿に向かう門ですが、一般は立ち入り禁止。別ルートから移動が可能です。
法堂。正面中央に聖観世音菩薩を祀っています。
法堂の前から見た周囲の様子。
法王法の文字が。確か、法堂は撮影禁止だったはずなので、中は撮らず。
階段を下って行きます。結構な段差。
途中にあった建物。光明蔵でしょうか。
大庫院。食事絡みの場所だそうです。
中庭。
仏殿。中央に曹洞宗のご本尊のお釈迦様が祀られているほか、上部には祈祷の額も。
これも大庫院。
山門あたりから見た境内の様子。中雀門があり、その奥が仏殿。
この後、坐禅体験の時間が迫っていたので、全体としては駆け足で散策しました。
後々気が付いたのですが、重要な承陽殿を見ていなかったのは心残り。帰ってから気が付きました。
坐禅体験は吉祥閣の1階に実施時間が掲示してありましたので、その時間の前に受付を済ませます。スタッフに聞けばどこで受け付けているのかがわかります。
受付で氏名や住所などを書き、500円を支払います。ピンが付いた緑色のリボンを渡されるので、それを服につけ、スタッフの案内に従って移動。階段を上っていきます。
そして、坐禅室に到着し、坐禅をすることに。
坐禅の方法などはすべて仏僧がしてくれます。座り方や座る場所までの移動方法などなど。
年配の人は難しい部分があるかもしれません。意外と腕の力を使ったりします。
また、足を組むときは、服がきつめのものだと難しかったり、足が組めない人もいるかもしれません。
その際は、一言仏僧に伝えておくのも良いでしょう。
後はひたすら坐禅するのみ。説明の時間も結構あったため、坐禅そのものの時間は30分くらいでしょうか。
ただ、30分間も身動きせずに座り続けるのは意外と難しいものがあります。
手も決まった形に整え、その手の形の乱れによっても坐禅が出来ているのかどうかが判断できるとのこと。
時間が経過し、坐禅が終了。坐禅をする場所から降りる際にもさまざまな決まりがあります。
今回は他に人がいませんでしたので、独占状態で体験が可能でした。
休日などだと人が多く集まることもあるため、体験申し込みは早めに行った方がいいかもしれません。
坐禅体験終了後、聖宝閣という場所で展示物を見学しました。
そして、建物内から外へ。建物内に入ってから1時間10分ほど。そのうちの45分くらいは坐禅体験です。
もうちょっとゆっくりと中も見学したかったのですが、バスの時間との兼ね合いで残念ながらあまり見て回ることができませんでした。
永平寺 福井県 一人旅の旅行記
2018年6月上旬の平日に、福井県の永平寺へ一人旅に出かけた際の旅行記です。