瑞鳳殿近くまでやってきました。

まずは登り坂を歩いていきます。タクシーであれば、もう少し上まで連れて行ってくれるようですが、バスですと、この手前側で降ろされます。

坂を上るのは大変ですが、伊達政宗も登ったと考えると少しは気がまぎれるでしょうか。
1分ほど経過。両脇が木々に覆われています。

トイレがある場所に行きました。

この辺りに瑞鳳寺があります。ですが、瑞鳳殿とはまた別の建物ですので注意しましょう。

そして、さらに階段を上ったところに瑞鳳殿があります。

ある程度階段を上ったところで分かれ道。入り口方面から入ります。出口から入ると無断で敷地内に入ってしまうので注意しましょう。

坂や階段が多くて大変です。

ようやく入り口に到着。ここから先は有料です。バス乗り場辺りからは9分ほど歩きました。

まずはチケットを購入。550円。ループバス「るーぷる仙台」の乗車券を持っていると100円割引あり。

この瑞鳳殿は伊達政宗の霊廟となっています。また、他の伊達家の当主の一部も別途廟が用意されています。

手水舎。水をためる場所の下には伊達家の家紋が描かれています。

まずは、瑞鳳殿に向かう手前の涅槃門。この門からは中に入れず、脇の柵から入ります。

彫り物などもさまざまな場所にあり、細かく見ていくとより魅力が味わえます。

脇の柵から中へ。

すると、階段があります。

左右には石灯籠。当時の家臣たちによって奉納された石灯籠のようです。

瑞鳳殿の手前の門。拝殿に入ります。


さらに中に入るとから門があります。

その先が瑞鳳殿です。

伊達家の家紋「竹に雀」。伊達家の家紋は複数あります。

その他、さまざまな彫り物が。



瑞鳳殿の脇には伊達政宗が亡くなった時に殉死した人の供養塔。殉死の風習は江戸時代初期まであったようです。

近くには瑞鳳殿資料館。展示の他、映像なども流れていました。

映像なども眺めていたので、瑞鳳殿周辺で30分ほど費やしました。パッと見るだけなら5分とかかりません。
続いて、2代目、3代目の当主の霊廟です。少し離れた位置にありますので、数分歩きます。


2代目当主の伊達忠宗は感仙殿、3代目当主の伊達綱宗は善応殿。

2廟が並んで配置されています。
2代目当主伊達忠宗の感仙殿。

3代目当主伊達綱宗の善応殿。

別の場所には芝姫(あつひめ)の墓。1816年生まれの人物のため、伊達政宗などの時代より200年後の人物です。教養のある人物とのこと。

その他の伊達の当主の墓は、廟を建てることもなく、質素な感じになっています。

この後、出口から外へ。

帰る途中には御子様御廟があります。さまざまな伊達家の若くして亡くなられた人を祭っています。

ついでに瑞鳳寺もチェック。

本堂。この裏も回れますが、これといった見どころがあるわけではありません。あくまで目当ては瑞鳳殿といったところでしょうか。

その後、「るーぷる仙台」に乗るために、バス停まで移動。1回の利用は260円、1日乗車券は620円。
さまざまな施設での割引サービスも受けられるため、できれば1日乗車券を買っておいた方がいいかもしれません。
平日は20分に1本のペースでバスが来ます。

バスが到着し、乗り込み、次の目的地へ。


瑞鳳殿周辺での滞在時間は1時間10分ほどでした。
仙台城 一人旅の旅行記
2017年1月中旬の平日に、宮城県の仙台へ一人旅に出かけた際の旅行記です。

