滝口寺を後にし、そろそろ疲れもたまり、また、帰りの時間帯になってきたため、荷物を預けてある宿に向かいます。
その道中にあるのが野宮神社。
まず、来た道を途中まで引き返します。

場所としては注目されている場所のため、案内板にもしっかりと書いてあります。矢印の方向と、スマートフォンの地図を見ながら移動。

途中、像を発見。右から中岡慎太郎、坂本龍馬、武市瑞山、吉村寅太郎。幕末に活躍した土佐の四天王とのことです。


普通の住宅街を抜けて歩いていきます。単なる住宅街でも京都の町並みは静けさがあり魅力的です。
公園ではなぜか外国人観光客がブランコなどで楽しそうに遊んでいました。単に観光地をお薦めするだけでなく、こうした何気ない公園も案外面白く映るのかもしれません。

さらに道を進みます。木々と家構えのバランスがいい感じ。

更に案内板を発見。

踏切がありました。この踏切はトロッコ電車用の踏切です。あっちに駅があるのよ、というような会話をしながら目の前の人が駅の方を眺めていました。

人力車。嵐山の旅行中ではいたるところで見かけました。一人旅の人は勧誘に注意しましょう。乗りたければ乗りましょう。逆に勧誘が苦手な人はうまくやり過ごしましょう。

そして野宮神社に到着。野々宮神社というような書き方もします。読み方は「ののみやじんじゃ」です。



ここは縁結びや進学に関する神社ということもあり、人も多めに来ています。嵐山では有名な観光スポットです。源氏物語の比較的前半部分の第10帖「賢木」のお話にも登場する神社です。
そうしたこともあり、嵐山の中では多くの人が訪れます。
手を清める場所。

本殿方面。

左側には神石。亀石とも言います。

絵馬。えんむすびを強調してあり、恋愛成就の文字もあります。

本殿の野宮大神。天照皇大神が祭られています。中では祈祷を受けている人もいます。

本殿の右側にも道が続いており、そちらにも祠などがあります。


白福稲荷大明神は子宝安産や商売繁盛に関係しています。

秋篠宮さま、紀子さまが参拝したとの立て看板も。平成6年2月12日の出来事です。

大山弁財天は交通安全や財運向上。

敷地自体は狭く、人が多い時期には歩くのも困難になりそうです。
5分程度滞在し、野宮神社を後にします。
源氏物語の一節が書かれた看板が敷地外にありました。源氏物語の第2部の舞台の宇治にも機会があれば行ってみたいものです。

嵐山 京都 一人旅の旅行記
京都の嵐山の一人旅の旅行記です。前日『ホテル近鉄京都駅 京都 一人旅』からの続きです。

