宮島には千畳閣(せんじょうかく)という建物があります。豊国神社とも言いますが、千畳閣の方が知られているようです。
豊国神社は、豊臣秀吉絡みの神社です。
千畳閣は豊臣秀吉が建築を安国寺恵瓊に指示したものの、途中で建築を断念。そのため、壁が無かったり、天井板がなかったりと未完成になっています。
最初、港から厳島神社に向かう途中に小さな階段があったため、そこから入るものと思い、登ってみました。


しかし、どうやらここからは入れないようで。一人、恥ずかしいことをやったものです。

さらに厳島神社方面に向かうと、階段がありますので、そこから登っていきます。

シカも待ち構えています。

さっき、登ろうとしていたところは水の通り道だったようです。どう考えても上ってこれそうにありません。

そして千畳閣。

入ろうと思ったら、まだ時間になっていませんでしたので、ホテルで朝食を取ってから再び来ることに。

軒下を通ることもできます。

近くには五重塔もあり、セットで見ることができます。特に五重塔は料金の支払いはなく、中に入るなどはできません。

千畳閣の反対側から見た様子。千畳閣に入るときはどちら側からも入ることができます。

千畳閣から見た周囲の様子。

時間が経過して、再び千畳閣にアタック。

裏手から中へ。スタッフが居ませんでしたが、お金を入れる場所があったのでそこに100円を入れます。後々スタッフがやってきました。


そして、千畳閣の中。

畳857枚分の広さがあることから、千畳という表現をされているようです。

どうも手入れ等はほとんどされていないのか、全体的に古ぼけて見えます。
頭上を見上げると、さまざまな展示物が。


絵馬なども多数あるのですが、いずれも文字や絵などが見えない状態に。長い年月、風にさらされているので、仕方がないのでしょう。そうしたこともあるため、どうしても手入れのなさが目立ちます。


大きなしゃもじ。宮島はしゃもじの産地です。

さらに上の展示物。


比較的新しいものもあります。

千畳閣から見た外の様子。



千畳閣の中には祠も。

天井の様子。天井板がないため、建物の構造がよくわかります。

船の展示物。

龍の彫り物。

いろいろなものがざっくばらんに置かれているような、そんな場所でした。
あまりここで時間を使うわけにもいかなかったため、10分ほどで千畳閣を後に。細かく絵馬などを見ていくのであれば時間がもっと必要かもしれません。
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