東大寺から歩いて興福寺へ移動です。写真は朝方に撮影した人が少ない時間帯のものも含みます。
歩いて行ける距離にあり、10分ほど歩けば興福寺の伽藍内にたどり着けます。
途中、そこいらにいる鹿を見ながら。
まず、最初に興福寺の国宝館へ。
入口で料金の支払い。近くにある東金堂との共通券900円に、パンフレット200円の1100円。普段はパンフレット類は買いませんが、サイズが小さく、また、ゆっくりと説明が見られると思い、買ってしまいました。
ここは興福寺の保有するさまざまな仏像等の展示がしてあります。
有名なところでは木造の金剛力士立像。12から13世紀の鎌倉時代のもの。
他、阿修羅立像などの多くの奈良時代に作られた仏像が展示してあります。
よくもここまで昔の物が十分な形で維持できているものと感心させられます。
30分ほど中で鑑賞し、外へ。
続いてすぐ近くにある東金堂へ。
こちらは有料ですが、国宝館とのセット券で拝観可能。
さっそく中へ。
ここも仏像が多く並んでおり、薬師如来坐像や四天王立像などがあります。また、十二神将立像がすべて残っているとのこと。鎌倉時代作。
東金堂の脇には五重塔があります。こちらは中に入れず。
そして、東金堂の前には中金堂があります。
中金堂は別料金で500円。お金がどんどん飛んでいきます。
中金堂は710年の平城遷都と同時に創建されたものの、何度も焼失等を繰り返し、1717年以降は規模を縮小して仮堂として再建。
だが、2000年に老朽化のために解体し、2018年に創建当時の様式で復元されました。
今回訪れたのが2019年ですので、新築1年目での訪れです。
中金堂の手前の広間。ここは周囲が柵で覆われているため、料金を支払った人のみしか入れません。そのため、人がほとんどいない状態です。
鹿が描かれた垂れ幕。
礎石と柱。
中には仏像があり、木造の釈迦如来坐像が鎮座しています。1811年の江戸時代の作。
他、木造ん四天王立像など。鎌倉時代作。
見終わった後は、少し移動して南円堂。
さらに三重塔を見に移動。少し高低差が下がっているため、場所がわかりにくかったりします。また、登り降りも大変です。国宝。
続いて北円堂。
これで興福寺を一通り見終えました。約1時間20分ほど滞在。
有料エリアが多いなど、出費がかさみますが、ここでしか見られないものも多数あるため、興味があれば訪れてみてはどうでしょうか。
まだまだ周囲の環境整備などもしているため、訪れる時期が異なれば、また違った興福寺を楽しめるでしょう。
東大寺 興福寺 世界遺産 奈良県 一人旅の旅行記
2019年6月下旬の平日に、奈良県の東大寺と興福寺へ3泊4日の一人旅に出かけた際の旅行記です。その2日目。